江戸時代の謎と魅力について
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江戸時代の謎

江戸時代:1603年 〜 1868年の、じつに二世紀半にも及ぶ長い歴史に比べれば、我々の戦後という時代は、まだ始まったばかりのようなものですね。

世界の最先端をいく奇跡的な「江戸文明」。

  • 素晴らしき自治社会
  • 素晴らしき循環社会


等の特徴があります。現代文明よりも遥かに素晴らしい点が多く、当時から世界中の羨望の的でした。

古代から大陸では争いが絶えず、支配者が入れ替わる度に、前文明を人民ごと抹殺する、という事が絶えず繰り返されており、息の長い文明が発展しにくかったのです。そのため、大陸から日本へと逃げ延びた人々は、大陸の文明を日本に伝えました。周囲を海で囲まれた日本は、いわば「アジア文明の文化遺産待避所」として、土着文明と結合し大いに発展を遂げていくのです。

その事を見抜いていた西洋勢力は日本の文明を消去しよう忘れさせようと今も必死になっています。

西洋文明は破壊の文明。何事も破壊し自分の都合の良いように作り直すのが流儀です。その破壊の矛先は、我々が生きるこの地球にまで向けられ、この惑星という生命体までもが危険な状態に晒されています。立ち止まり、過去を振り返る時が来ています。

「江戸時代にそれはあったか?」と、まず考え、もし無かったら、それでは、
「江戸時代の人々はどうやって工夫して生活していたのか?」と考えていくと多くの場合、素晴らしい知恵に辿りつく事ができます。

しかし例え江戸時代とはいえ、もちろん全てが良いものではなく中には害悪となる物や慣習もあります。
江戸時代の良い所だけを参考にし、現代文明の軌道修正に活用していく、そんな生き方を始めていきましょう!

素晴らしき自治社会

江戸時代には、社会の治安を守る仕事の多くを庶民が無給で請け負っていました。国から金で雇われて仕事をしている人はごくごく僅か。でも現代以上に堅牢な自治体制が構成されていたのです。その仕組みの謎とは?

素晴らしき循環社会

江戸時代では、物を再利用して使う精神が徹底していました。そして上下水道や農地などの公共設備もまた高度な資源循環の理念で作られていました。「買い換える」ではなく「使い続ける」の精神を見習いたいものですね。


調べれば調べる程に驚きな「江戸文明」。私たちの毎日の暮らしの中で今すぐ再現可能な事もいっぱいあります。

これまで普通に捨てていた色々な物:
私がまず注目したのは「米の研ぎ汁」の再利用法です。これだけでも一冊の本が書けてしまう位、実に様々な用途に使えるんですね。



江戸時代以前にあった堕落文化を排除するための鎖国体制の素晴らしさ

「かるた」や「花札」は、江戸時代以前にポルトガルからキリスト教や鉄砲とともに伝わった賭博のようです。
カードゲームは、現代の子供にも流行している様ですが、将来的に賭博体質を助長させてしまう遊戯ですから禁止すべきですね。

この様に、例え江戸時代とはいえ、熟成した文明には、必ず堕落した側面があります。そして、その多くが大陸から伝播してきたものです。

こういった大陸からの悪影響を防ぐために、日本は江戸時代に鎖国をしていましたが、まさしく正解ですね。

鎖国が解かれてしまった現代でも、自分ひとりひとりの心の中で鎖国体制を築く事は可能です。何が人を堕落させてしまうのか?何が人を成長させるのか?その判断を自分自身でできるようになるには、やはり世界の歴史を復習していくのが一番ですね。





(続きます)





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